何気なく引いた一枚のおみくじ

今年の一月に我が子と二人で初詣に行きました。仕事の都合により残念ながら三が日に行くことはできませんでしたが、平日だったのでそんなに混むこともなくゆっくりお参りすることができました。そんな初詣での出来事です。
お参りしたあと家内安全のお守りも買って、さぁ帰ろう!というときに、
「おみくじ引きたい」と我が子が言い出しましたので、引かせましたところ「中吉」でした。
なかなか良いところではないかと我が子のテンションが上がってきたところで帰ろうかと思ったのですが、何と言いますか、新年ですし今年の運はいかがなものか私も試しに一枚引いてみることにしました。
なにぶんここ近年の運は下降の一方を辿っているかのような不運続きでしたから、今年こそ頼むぞと200円程度の未開封おみくじを前に拝み念じ通したあとに、そっと開きましたらなんと!「大吉」でした。
去年も引いたんです。「大凶」でした。大凶の文字が目に入った瞬間絶句でした。
今年は「大吉」です。それはもう飛びましたとも。歓喜の声をあげました。
そんな歓喜の声から始まった一年でしたが、出だしの3か月ぐらいはハッキリ言いますと最悪でした。
家族の問題問題問題!ブラックにブラックを塗れば当然ブラックですが、そこにドスを付け加えてドス黒い問題の嵐が襲っていました。
どこが大吉だあぁぁ。と叫びましたがなにが変わるわけでもなく、今年もまた最悪な一年なのかと思いましたが、4月から一変。
何もかもが変わりました。今まではほんの少しの物音でさえ目が覚めてしまう、まるで侍のような警戒心の塊でしたが、朝までグッスリ眠れるようになりました。
なんのことかいな、と思うでしょう。説明すれば長くなるので省きますが、とにかく変わったのです。環境がものの数日で一変したのです。
道なき道を歩き続け、突然草原にたったような変化に正直驚きを隠せずにいました。
そんななか幸せを噛みしめながら夕ご飯を食べているときの我が子の言葉。
「おみくじ大吉でよかったね。今年は大吉やけ大丈夫。ってお母さん言ってたもんね」
そうです、今年は大吉のおみくじを引いていたんです。そのおみくじには様々な教えが記されていました。その教えを肝に銘じながら、大吉のおみくじを励みに今日まできたのですが、気付けば私の口癖になっていたようです。なにかあれば大吉だからと自分と我が子を励ましていたのでしょう。
そんな一年も終わりつつあります。来年は大吉がでるとは限りませんが、また引いてみようと思います。悪い結果なら、ドツボに嵌らないようにおみくじに書かれている教えを肝に銘じようと思います。
何気なく引いたおみくじが、こんなに支え励ましてくれる存在になるとは思ってもみませんでした。
遺産 横浜